年明け二回目の日本画教室は時折雪の降る肌寒い一日でした。この時期は寒くて膠がすぐ凝ってしまい困りますが教室の中は暖かくて快適です。
生徒さんは迫力のある大作を描く方から小さな作品を丁寧に描く方まで様々です。彩会は描くものや締切等に特に決まりは無いので皆自分の興味のあるモチーフをのんびり自由に描いています。大作を描く方は主にコンクールを目指して描いているので長い時間がかかります。しかしそうやって時間をかけて丁寧な仕事をしていく事で作品にもそれだけの歴史が生まれます。
この日は生徒さんの一人が箔押しをされていました。下地を塗った画面に金箔を押して装飾的な画面作りに挑戦中です。箔は非常に薄く扱いが難しいのが特徴です。自分の息が触れるだけでも乱れてクシャクシャになってしまうため、マスクをして慎重に作業をしている所です。 完成が楽しみです。
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